人生は選択の連続である。という名言的なことをどこかで聞いたような気がする。
そして私は、散歩にとある人を誘うか否かという、小さな選択をすることがあった。
散歩は自分にとってリフレッシュな時間ですっきり一日を迎えるためのルーティーンみたいなものだ。
そこに他者がいることに不安もあった。しかもその人は感情的でどちらかというと苦手な人。でも、休日に家族のことばかりで忙しくうまくいかないと悩んでいた。
いつも通り一人で散歩するか、その人を連れ出して散歩をするか。
どっちが正解か、不正解か。
結局一緒に散歩に行くことにした。自分の運の貯金だと思うことにした。
結果的には、一緒に散歩するのも悪くないなと思った。
同じところを歩いているはずなのに、見ているところが全然違うのが面白かった。
いつもの楽しみ、川の音や鳥や自然を感じること、は同じように楽しめた。
そして喜んでもらえた、いい気分になったみたいだった。
なにかをやってみる時って、やる前はうまくいかないかもとかやな気持ちになるかもって想像がでてきてなかなか踏み出せないことが多い。
でもやってみると、想像してたよりいいことが多くて、「やってよかった」ってなることって案外おおい。
「二つ分かれ道があったとして、君はどちらかの道が成功で、もう一方が失敗の道だと思っていない?」
「どちらの道も失敗があって、それを少しずつ乗り越えた先に成功があるって思ってるんだ」
これは北欧時間に書いてある一文。
どっちの道も成功で失敗なら、楽しそうだったり何かワクワクすることが起こりそうなな道のりをえらべばいい。この文章に出会ってからそういう風に思えるようになってきた。
正解を追い求めていた20年間と比べると、今は楽だし人生がうまくいってるように感じられる。